女性に多い痔の種類と原因

女性に多い痔の種類

女性は男性に比べると「痔になりやすい」といわれています。
そのおもな原因は、「冷えや便秘など」。女性は男性に比べると、冷えや便秘になりやすいので、その分、痔にもなりやすいのです。便秘になると便が硬くなり、肛門の皮膚を傷をつけます。
また冷えで血行が悪くなると、肛門をうっ血させて切れやすくする原因になるといわれます。運動不足・水分不足の人は特に注意!
特に、冬の時期は要注意!寒くなると痔の症状もでやすくなります。
また、出産時に力んだり、ミニスカートやハイヒールなどで下半身を冷やしてしまったりと、女性特有の痔の原因もあります。

 

痔の種類は、大きく三種類に分けられます。
いぼ痔(内痔核と外痔核)
内痔核
肛門周囲の静脈がうっ血して、肛門の内側にコブができた状態。初期には痛みはないが排便時にぽたぽたと出血する。進行してコブが外に飛び出すと痛くなる(脱肛)
外痔核(いぼ痔)
肛門の外にできた静脈のコブ。黒豆のような丸いしこりで、激痛を伴う。長時間の立ち仕事や飲酒、ゴルフなどの後に、突然できることが多い。一般的に出血はない。
切れ痔(裂肛)
硬い便を無理に出すと肛門がピリッと裂けて痛みが走る。出血は紙につく程度だが、切れると痛いのでトイレを我慢し、一層便が硬くなるという悪循環に陥りやすい。
あな痔(痔ろう)
細菌感染が原因でうみがたまるのが、痔ろう。急性の場合は肛門周囲膿傭といわれ、腫れや強い痛み、発熱を伴う。下痢の後にできることが多い。

 

 

「いぼ痔」「切れ痔」は自宅で治せますが、「痔ろう」は発熱やうみを伴うので、病院での治療が必要です。
また、肛門や直腸の下のほうの粘膜が肛門外に脱出して、指で押してももどらないときや、外痔核が青紫色に腫れて激痛があるとき、切れた所に潰瘍ができたといった症状の場合も病院での治療が必要です。
それ以外の症状は、自宅で治せます。

 

自宅での痔の治療で、おすすめするのが、肛門をお風呂で温めること。痔は肛門周囲にある静脈のうっ血によるもの。その結果、肛門の筋肉がけいれんをお起こし症状を悪化させます。
お風呂で温めると血流がよくなり、このけいれんも取れて痛みが和らぎます。どんな薬を使うよりも即効性があります。

 

お風呂以外の方法でも、とにかく肛門を温めてあげましょう。
具体的には、温水洗浄便座を利用する、使い捨てカイロで温めるなどです。ただし、カイロを使うときには低温やけどをしないよう、タオル等で巻いて使うようにしましょう。